hijikigohan’s diary

おうさまのみみはろばのみみ

過疎神社巡りに後継者現る。

雪が降り積もっています。

これぞ、わがド田舎の冬です。

長い、長い冬、水墨画の季節の始まりです。

車の運転には重々注意しなければならない季節です。

 

キーボードに向かうのが嬉しい。

仕事中も、早くキーボードに触りたいなぁと考えていました。

職場のパソコンじゃなくて、好き勝手に散文を打ち込めるMYパソコン。

あぁ、息ができる。

好きな言葉を表現できること。

すてき。

 

ついさっき、携帯電話に嬉しい着信がありました。

2年ほど前に住んでいた町の役場の方からです。

そこで私が行っていた活動の続きをしたいということ。

許可してもらえますか?とのことですが、むしろ嬉しい限りです。

したくて始めた活動(私的な理由で途中で断念)の価値を認めてくださって、その続きをされたいだなんて。

ほんと、嬉しいですね。

派手なイベントとかではなくて、地味だけれど、町の歴史として意味のある、昔から住んでいる方に喜ばれる活動だと思われていたとのこと。

具体的には、資料に残っている神社を全て巡るという活動なんです。

それだけ?と思われるかもしれませんが、これがまぁ、日本有数の過疎地ではなかなか難儀なことなんです。

まず、神社がどこに建っているのか、知っている人がいない。

資料にはおよその場所しか載っていない。

聞き込みをしようにも、人がいない。知らない。資料とは別の名称で呼ばれている。

神社までの道が、山道、もしくは獣道、もしくは草藪。

見つけたところで、何年も人の入っていない小屋があるだけ。

こんなんだったんですよね…。

テレビの「ポツンと一軒家」とおんなじ感じです。全く。

ほぼ一人探検隊。

私は、神社仏閣とか信仰とか、民俗学っぽくて好きなんですけどね。

町おこししたるで〜!というノリからは遠いのよね。

地味で古くさいかな。

趣味が合う、というか、認めてくださる方がいて、2年越しでもあれの続きを!と思っていただけるとは。

思いもしなかった。

 

嬉しい。

朝っぱらからイライラしていた、タスク管理も時間管理も感情コントロールもできない夫について愚痴ろうと思っていましたが、思わぬことで気分が上向きになりました。

嫌なことより、嬉しいことを言葉にしていたいものですね。

なかなかそうとばかりはいきませんが。

 

さて。

パソコンを閉じて。

世知辛い日常生活にcomeback!です。